プリンセンホフ

投稿者: delftsanpo 投稿日:

プリンセンホフ(Prinsenhof)は、16世紀にオラニエ公(ウィレム1世)が居を構えていた場所です。現在は、オラニエ公や80年戦争に関する展示や、デルフト焼きに関する展示のある博物館として使われています。
現在は博物館として使われているこの建物、実はオランダ史上とても重要な場所。その理由はデルフトがオランダ王室とゆかりある街である理由につながっています。1584年7月10日、オランダ独立への旗振り役を担っていたオラニエ公が居を構えていたこのプリンセンホフ内で、殺されたのです。スペイン側の刺客による暗殺でした。独立運動のリーダーを失った反スペイン陣営でしたが、その後スペインからの独立を果たし、現在のオランダに至っています。そして、現在のオランダ王室は、このオラニエ公の血筋にあたります。

博物館内は、まず1階のオラニエ公に関する展示から始まります。そして、対スペイン戦争(80年戦争)についてのエリアを抜けると、オラニエ公射殺の際にできた銃弾跡を見学。
2階には、デルフト焼きやオランダ東インド会社に関する展示や、デルフト出身画家の描いた絵やデルフトの街を描いた絵画を見ることができます。展示の方法も様々で、実際に手を動かして考えたり、映像を楽しんだりと、工夫が凝らされています。
中庭は一般に開放されていて、晴れた日は市民の語らいの場に。綺麗に整えられた庭の中心には、オラニエ公の像がたっています。すぐそばはトラムの走る大通りですが、それを感じさせない気持ち良い空間です。
デルフトの3大ポイント「デルフト焼き」「フェルメール」「オランダ王室」のうち、「デルフト焼き」と「オランダ王室」について詳しく知ることのできる内容たっぷりのプリンセンホフ。デルフトを余すところなく楽しむためには是非立ち寄りたい博物館です。

プリンセンホフ博物館(Museum Prinsenhof Delft)
Sint Agathaplein 1, 2611HR Delft
015 2602 358
月〜日 11:00 – 17:00

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