フェルメールのお墓にご対面

投稿者: delftsanpo 投稿日:

17世紀のオランダを代表する画家フェルメール。彼のお墓はデルフト最古の教会、旧教会にあります。
旧教会の歴史を簡単に…。現在の旧教会のある場所には、11世紀すでに小さな教会があったそうです。13世紀はじめに側廊などが増築され、1246年に聖Bartholomew教会として建立されました。その後、1350年に塔が建てられ、14世紀には聖Hippolytus教会と名前を変え、15世紀には新教会と張り合い更に増築していきます。しかし、1536年のデルフトの大火災、そして1654年に起こった火薬庫の爆発事故によって大きなダメージを受けてしまいます。多くの部分が破損損傷しましたが、近隣の市町村が基金を募り、復旧に時間はかからなかったそうです。その後20世紀に入って長い期間の点検修復作業があり、美しいステンドグラスや天井がよみがえりました。
現在のように旧教会と呼ばれるようになったのは16世紀ごろからで、マルクト広場にある新教会を意識してのネーミングだとか。

晴れた日の教会内は、窓から射す光で床が色とりどりに煌めいて綺麗!旧教会には15世紀初期からステンドグラスが取り入れられていたそうですが、現在のステンドグラスは20世紀以降に設置されたもの。ひとつひとつがストーリーを持っていて、たくさんの色が使われているところが特徴だそう。
そして、いよいよフェルメールのお墓にご対面!北側の翼廊(教会入り口から左手奥)にフェルメールの墓石がありました。ただし、フェルメールが有名になったのは彼の死後。この墓石は新しく作られたもので、以前は義理家族の墓所にひっそりと名前があっただけだそうです。日本でも人気が高く有名なフェルメールですが、それでもお墓はシンプルでさりげないもの。
フェルメールが生涯を過ごしたデルフトには、他にもたくさんのフェルメール関連のスポットがあります。彼がこの街でどのように暮らしていたのか等に思いを巡らせながら、それぞれのスポットを回ってみるのも素敵なデルフト散歩になりそう!

旧教会(Oude Kerk)
Heilige Geestkerkhof 25, 2611HP DELFT

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