見どころ

見どころ

デルフトは小さな街。見どころが歩いて訪れることができるのもデルフト観光の嬉しいポイント!運河沿いをゆっくり歩きながら楽しめる8つの見どころをご紹介します。

春夏の観光シーズンに運行される運河クルーズやモーターボートやペダルボートのレンタルもオススメです。

マルクト広場

デルフト駅から徒歩10分ほど。旧市街の中心地にあるのがマルクト広場です。

西に市庁舎と東に新教会が向かい合って立ち、北側と南側にはオランダらしい可愛い建物が並んでいます。カフェやレストラン、デルフト焼きのお土産物屋さんが並び、常にデルフト市民や観光客で賑わっています。

マルクト広場という名前のとおり、毎週木曜日には市がたち、新鮮な野菜や肉、魚類、チーズ、パンなどの食料品から自転車部品や文房具などの日用品まで多くのお店が広場いっぱいに軒を連ねます。

毎週火・木・土曜日には、11時から45分間ほど新教会のカリオンが鳴り響くのも見逃せません。

市庁舎

マルクト広場の西側にあるルネサンス様式の建物が、デルフトの市庁舎です。現在も、この市庁舎内で市議会が開かれ、また結婚の儀式もここで行われています。

遡ること1618年。当時の市庁舎は火災に遭い、大部分が焼け落ちました。火の手を免れたのは、後方に現在も見ることのできる鐘塔と、建物の壁のほんの一部だけでした。火災の後、建築家Hendrick de Keyserが、市庁舎再築の命を受けました。残された塔と壁の残骸を使って、彼は左右対称の新しい市庁舎をデザインし、1629年、新市庁舎が完成しました。

19世紀、市庁舎は再編成され、市議会と下級裁判所が建物に入っていました。この再編成の間、市庁舎の内外ともに最新式のものになり現在に至っています。

新教会

新教会は、歴代王室メンバーが眠るオランダにとって特別な意味をもつ教会です。

1381年に建てられ、オランダ王室オラニエ=ナッサウ家と深い繋がりのある新教会。「オランダ独立の父」と称されるウィレム1世(オラニエ公)が、1584年にデルフトで射殺されたのち王室で初めて新教会に埋葬されました。1614年から1622年に作られた彼の豪華なお墓は、市庁舎の建築も手がけた建築家Hendrick de Keyserによるものです。1997年に修復され、現在も新教会内で見学が可能です。

新教会の高くそびえ立つ塔は約109メートル。展望スペースがあるので、300段以上もの階段を登れば、美しいデルフトの街並みを楽しむことができます。

旧教会

デルフト市民から、通称 “Oude Jan”と呼ばれ親しまれている旧教会。オランダを代表する画家ヨハネス・フェルメールも埋葬されている教会です。

13世紀にはすでにこの場所に小さな教会があり、1240年代から少しずつ増築され、14世紀には塔も完成。現在の旧教会のシンボルはこの塔ですが、よく見ると傾いています。19世紀には倒壊の危険から市議会で解体が検討されたこともあったとか。しかし、市民からの意見を尊重し、解体は回避され、今現在も傾いたねじれのある塔を見ることがでています(※約1.5℃傾いています。イタリアのピサの斜塔は約4℃)。

そして、旧教会は内部も美しい教会です。1548年に彫刻の施された説教台や、20世紀に修復された27のステンドグラスは特に印象深いものです。

フェルメールセンター

フェルメールセンターは、オランダを代表する画家ヨハネス・フェルメールの資料館です。

マルクト広場からすぐの好立地。館内にはショップやカフェも併設されています。

17世紀オランダでは職業ごとにギルトと呼ばれる組合があり、フェルメールは画家や芸術家の組合である聖ルカ組合に所属していました。その組合の建物があった場所に、当時のファサードを再現して建てられたのが、フェルメールセンターです。

ここでは、工夫の凝らされた展示を通じて、オーディオを聞きながら、フェルメールの人生や仕事についての理解を深め、さらに想像を膨らませ、彼のいまだに明らかになっていない”謎”に迫ることができます。

プリンセンホフ・ミュージアム

ミュージアムの入っている建物は、プリンセンホフと呼ばれ、もともと修道院として使われていたのちに、16世紀オランダ独立運動の旗振り役だったウィレム1世(オラニエ公)が居を構えていた場所。そして、オランダ史上重要な事件である、ウィレム1世が暗殺されるという悲劇の舞台もまた、このプリンセンホフです。

現在はプリンセンホフ・ミュージアムとして、オランダ独立の歴史やオランダ王室に関する展示、デルフト焼きの展示があります。なんと、彼が暗殺されたときに銃弾でできた痕も階段の壁に残されているので、展示を読むだけでなく、歴史を直に見て感じることができます。

ロイヤルデルフト

デルフト焼き工房のロイヤルデルフト(Royal Delft)は、オランダ語でデ・ポルセライネ・フレス(De Porceleyne Fles:陶器の瓶という意味)と呼ばれています。デルフトの旧市街から南へ徒歩15分ほどのところにある、ロイヤルの称号を与えられた唯一のデルフト焼き工房です。

1653年創業。デルフト焼き産業の始まった17世紀当時から現在まで続く400年弱の歴史あるデルフト唯一の工房です。工房には、美術館とカフェ、直営ショップが併設されており、世界中からの訪問客が途絶えません。

王室御用達工房ならではの、熟練された職人技を間近で見ることのできる工房やマスターペインターによる実演は必見。また美術館には歴史あるコレクションが並び、デルフト焼きタイルに描かれたフェルメールやレンブラントなどの名画も必見です。

東門

かつてデルフトは市壁で囲まれていました。いくつかあった街への入り口だった門のうち唯一残っているのが、この東門です。

東門は、1400年頃に旧市街の東南端に建てられました。門塔には、街に侵入しようとする敵を攻撃するための小窓があり、そこから石を落としたり矢を射たりしていたようです。

門は市壁と繋がっていたので、今でも塔の中の階段を登って市壁上部にあった物見通路まで行くことができます。1988年以降、展示エリアとして一般に開放されています。

1514年、塔にとんがり屋根がつきました。1962年から1964年にかけて、門は修復され、内部は二つの個人の家になりましたが、その後居住スペースが小さすぎたため二つの家はひとつになっています。